KNT-CT、5月の国内は6.6%増、2ヶ月連続の増加

  • 2017年7月11日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の5月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比6.6%増の299億6119万円となり、2ヶ月連続で前年を上回った。団体旅行は7.3%増の106億2855万円、企画旅行は6.9%増の154億3249万円、個人旅行は3.9%増の39億15万円で、いずれも前年を上回った。

 団体旅行のうち一般団体は、宗教団体などの取扱人数の増加により14.5%増の33億8338万円。学生団体は修学旅行などの増加により、4.2%増の72億4517万円となった。

 企画旅行のメイトは0.5%増の55億1210万円。方面別の取扱人数は昨年の北海道新幹線の開業効果からの反動で、北海道や東北が前年を下回ったが、中国四国や九州などが前年を上回った。

 クラブツーリズムの取扱額は10.9%増の99億2038万円。バス旅行を除く国内旅行部門では、東北などが好調に推移した。バス旅行部門は首都圏発の関東、中部方面などが好調だったという。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が25.3%増の125億3094万円、外国人旅行が21.5%増の17億6984万円で、関連商品などを含めた総計は12.1%増の450億2982万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。