成田、5月の国際線旅客は2.6%増、訪日客は12%増
成田国際空港(NAA)によると、5月の国際線旅客数(速報値)は前年比2.6%増の264万3580人だった。このうち日本人は3.0%増の101万3985人で、外国人は5月として過去最高の12.2%増の126万6713人となった。ティーウェイ航空(TW)やイースター航空(ZE)の増便などで訪日客が増加したことなどが要因という。
通過客は21.4%減の36万2882人。昨年の6月にユナイテッド航空(UA)がシンガポール線を、デルタ航空(DL)が10月に関空/成田/ニューヨーク線などの米国線やバンコク線を、今年5月に成田/台北(桃園)線を運休したことなどが響いた。
旅客便の発着回数は2.3%増の1万4429回で、5月として過去最高を記録。韓国線の増便に加えて、インドネシア・エアアジアX(XT)が25日にデンパサール線を開設したことなどが後押しした。
なお、5月の国内線旅客数は9.5%増の62万7938人で、旅客便の発着回数は8.2%増の4548回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)