航空会社満足度、1位はJAL、2位はANA-エイビーロード調査
▽部門別ランキング、接客はJL、コスパはタイガー台湾
部門別ランキングを見ると、「航空機の機材、設備」の1位はNZで、2位はJL、3位はエミレーツ航空(EK)。NZについては「機体の新しさ・きれいさ」が最も多かった。2位のJLと3位のEKは「座席の幅・快適さ」が好評だった。
「客室乗務員の接客サービス」については、1位がJL、2位がNZ、3位がNHと、日系2社が上位3位以内にランクイン。満足した理由としては、いずれも「対応の丁寧さ」が最も多かった。そのほか、JLは「対応の速さ」が、NZとNHは「対応の正確さ」が評価された。
「空港内の職員の接客サービス」の1位には、4年ぶりにJLが選ばれた。昨年まで3年連続で1位だったNHは2位にダウン。3位はSQとなった。いずれも「チェックイン・荷物預けのスームズさ」が高い評価を得ており、あわせてJLは「チェックインカウンターの対応が早くて丁寧」など、NHは「チェックイン混雑時の誘導などの対応がしっかりしている」など、SQは「電子チェックインでスムーズに進めた」などの回答があった。
「機内の飲食サービス」は、1位がEK、2位がNZ、3位がSQとなり、上位3位は海外の航空会社が占めた。EKを満足とした理由としては「食事の味」が最も多く、回答者からは「食事も美味しく、アルコールの種類も豊富で楽しめた」などのコメントが寄せられた。
「機内エンターテイメント」は、EKが3年連続で1位となり、回答者からは「日本の映画・音楽もあり、楽しく過ごせた」などの声が挙がった。以下は2位がNZ、3位がJL、4位がNH、5位がエールフランス航空(AF)となり、上位5位以内に日系2社がランクインした。
「コストパフォーマンス」については、昨年の調査では対象外だったタイガーエア台湾(IT)が1位に。次いで、2位は昨年9位のターキッシュエアラインズ(TK)、3位は昨年1位のカタール航空(QF)となった。ITについては「料金も安く、乗客に対する対応もしっかりできている」などのコメントがあった。なお、日本からは、5位にバニラエア(JW)が、6位にピーチ・アビエーション(MM)がランクインした。
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