航空会社満足度、1位はJAL、2位はANA-エイビーロード調査

  • 2017年6月28日

 エイビーロード・リサーチ・センターがこのほど実施した「エアライン満足度調査2017」で、総合満足度ランキングの1位は日本航空(JL)となった。同社が首位になるのは07年の調査開始以来初めて。2位は昨年と同じく全日空(NH)、3位は昨年4位のニュージーランド航空(NZ)となり、NZは初のベスト3入りとなった。昨年まで5年連続で1位だったシンガポール航空(SQ)は4位に下落した。

 同調査は2016年に海外へ渡航した18歳以上の男女7170人を対象に、インターネット上で4月14日から17日まで実施。4364人の有効回答のうち4000人分をもとに決定した。

 1位のJLは「乗務員の機内サービス、搭乗手続きなどがとても親切かつスムーズで満足した」や「無料で快適な機内エンターテイメントと食事を楽しめたし、不自由なことがなかった」などサービスのレベルの高さを評価するコメントが多く寄せられた。2位のNHには「食事が美味しいし、接客が良い」「チケットの価格、チェックイン、機内サービス、すべてが良かった」などの意見が寄せられた。

 3位のNZは「無料で楽しめる機内エンターテイメントの種類が豊富で、日本語で楽しめるツールが充実している」や「座席や食事もとても良かったが、それ以上に客室乗務員のサービスに感動した」などの回答があったという。

次ページ>>>部門別ランキング、接客はJL、コスパはタイガー台湾