成田、4月の方面別国際線旅客は香港など6方面が増加
成田国際空港(NAA)によると、4月の国際線の方面別旅客数(速報値)は太平洋、グアム、台湾、中国以外の6方面が前年を上回った。最も伸び率が高かったのは、エジプト航空(MS)が昨年11月からエジプトへのチャーター便を運航しているアフリカで33.3%増の2400人。次いで香港が31.2%増の12万4000人、韓国が16.5%増の12万4500人と続いた。NAAによれば、香港については11月の香港航空(HX)の増便が、韓国は7月のジンエアー(LJ)の新規就航が後押ししたという。
なお、減少した4方面のうち太平洋、グアム、台湾は5ヶ月連続で減少。中国は昨年10月以来、6ヶ月ぶりに前年を下回った。
最も落ち込んだのは台湾で、トランスアジア航空(GE)の事業停止などにより9.9%減の12万500人に。以下は、太平洋が5.9%減の28万8700人、中国が3.5%減の15万6600人、グアムが3.1%減の4万200人となった。