東武トップ、3月の海外は11.8%増、2ヶ月連続で増加
東武トップツアーズの2017年3月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は11.8%増の32億7632万円となり、2ヶ月連続で前年を上回った。このうち得意とする団体旅行は、教育旅行が13.8%増、一般団体も5.8%増と前年を上回り、全体では9.7%増となった。
個人旅行は、他社企画商品が0.5%減となったものの、自社企画商品は25.8%増と大きく増加し、企画商品全体では6.0%増に。各事業所が企画した「旅行企画商品」については公表していない。航空券の単品販売などの「その他の個人旅行」は20.4%増だった。
取扱人数は全体では7.5%増となり、このうち団体旅行は1.2%減だった。方面別では、香港が254.2%増となったほか、台湾が54.1%増、欧州・ロシアが52.6%増、大洋州が31.8%増、北米が15.5%増、ハワイが11.5%増とそれぞれ前年を上回った。
個人旅行のうち企画商品の取扱人数は10.7%減。元々の取扱規模が小さかった中国が100.0%増と香港が88.9%増となったほか、韓国が67.6%増、シンガポールが43.6%増、タイやベトナムなどの「その他のアジア」が1.1%増とぞれぞれ伸長した。
なお、国内旅行の取扱額は7.4%減の63億3582万円、訪日旅行の取扱額は19.4%増の7億2889万円となり、その他の事業を加えた総取扱額は0.3%減の106億1165万円となった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。