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気象庁、小笠原・西之島に再び火口周辺警報、噴火発生

  • 2017年4月26日

 気象庁はこのほど、小笠原諸島の西之島に火口周辺警報の「入山危険」を発出した。20日午後の噴火発生を受けたもので、火口の周囲1500メートルの範囲については大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。

 同庁は西ノ島の火山活動の低下を受けて、昨年8月には火口周辺警報の「入山危険」を「火口周辺危険」に引き下げ、警戒を要する範囲を縮小。今年2月には「火口周辺危険」も解除して「活火山であることに留意」にとどめ、あわせて海上警報も解除していた。

 西ノ島は2013年11月の噴火以降、急激に巨大化して新島を形成。注目を集めたことから、旅行会社も小笠原諸島を訪れるクルーズ商品などに西ノ島沖の周回を組み込んでいる。