KNT-CT、2月の海外は5.1%増、団体・企画・個人すべて増加
KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の2月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比5.1%増の105億3454万円となり、2ヶ月連続で前年を上回った。このうち団体旅行は1.2%増の22億8693万円、企画旅行は6.5%増の53億6204万円、個人旅行は6.0%増の28億8557万円で、いずれも増加した。
団体旅行のうち、学生団体は修学旅行などの取扱人数や単価が減少し、16.1%減の5億2412万円に。一方、一般団体はSITや報奨旅行などの取扱人数の増加により、7.8%増の17億6281万円となった。
企画旅行のホリデイは1.3%増の12億681万円。方面別の取扱人数ではミクロネシアが伸び悩んだが、ハワイ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、台湾などが前年を上回った。
クラブツーリズムの取扱額は7.9%増の41億4533万円。カナダやアラスカなどが不振だったものの、テロ事件の影響を受けて低迷していたヨーロッパが復調傾向にあり、特にフランス、ポルトガル、イタリアなどが好調に推移したという。
なお、海外旅行以外では国内旅行が5.4%減の184億9739万円、外国人旅行が44.5%増の14億5577万円で、関連商品などを含めた総計は0.2%減の312億956万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。