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プリンセス・クルーズ、18年度は冬も日本発着、計38本

  • 2017年4月2日

客船「ダイヤモンド・プリンセス」  プリンセス・クルーズは2018年度から、客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン、乗客定員2706人)で展開中の日本発着クルーズの実施期間を延長し、冬季のコースを設定する。メンテナンスやシンガポール発着クルーズを予定する12月下旬から2月上旬までを除く、すべての期間を日本に配船する予定。38本のコースを計画しており、4月20日にウェブサイトで詳細を発表するとともに、旅行会社経由で販売を開始する。

 プリンセス・クルーズは13年4月から日本発着クルーズを開始しており、17年度は4月から11月まで、過去最長の約7ヶ月間にわたり実施。国内外で好評を博していることから、18年は初めて全シーズンの日本発着クルーズを決定したという。

 18年度のクルーズでは7ヶ国・35港を訪れ、四日市、岩国、石巻、酒田、鳥羽、ベトナムのカイランに初寄港する。また、11月と2月から3月にかけては、同一航路を繰り返し運航し、起点以外の港での乗下船を可能にする「インターポーティング」を日本発着クルーズでは初めて導入。起点の横浜以外に名古屋、大阪発着を可能にする「横浜・名古屋・大阪発着! 陽気に台湾・沖縄9日間」を9本実施する。

 短期間のクルーズは、ゴールデンウィーク中に4泊5日のクルーズを2本、その他の時期に5泊6日のクルーズを7本予定。クルーズ初心者や現役世代の取り込みをめざす。また、18年には神戸港の開港150周年、明治維新150周年を迎えることからそれぞれ記念クルーズを計画。春には日本各地の花の名所を巡るクルーズを、夏には夏祭りや花火をテーマにしたクルーズもおこなう予定だ。