日本航空、2月の国内線旅客は前年並み、利用率は69%

  • 2017年3月28日

 日本航空(JL)の2017年2月の運航実績で、国内線の旅客数は前年並みの245万8655人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が2.6%減、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)が前年並みとなった結果、利用率は1.8ポイント増の68.9%となった。

 路線別旅客数は羽田/新千歳線が最も多く、3.6%減の24万1123人。次いで、羽田/福岡線が2.3%減の23万7292人、羽田/伊丹線が2.7%増の18万9924人で、上位7位を羽田線が占めた。旅客数の伸び率は、成田/福岡線が42.7%増の6335人で最も高く、以下は丘珠/利尻線が36.7%増の1341人、伊丹/熊本線が35.3%増の7821人と続いた。

 利用率が最も高かったのは福岡/宮崎線で13.4ポイント増の86.6%。2位は石垣/与那国線が7.3ポイント減の85.7%、3位は那覇/与那国線が8.3ポイント減の83.7%だった。利用率の伸び率が最も高かったのは成田/福岡線で22.3ポイント増の69.8%。以下は、福岡/宮崎線が13.4ポイント増の86.6%、奄美大島/徳之島線が12.6ポイント増の61.5%となった。

▽JL、2月単月
国内線