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ペルー、大雨に伴う主要観光地の状況‐続報

  • 2017年3月21日

 既に日本でも大きく報道されておりますペルーでの大雨に伴う洪水被害の状況について続報をお知らせいたします。

 ペルーを代表する観光地である南部のマチュピチュ、クスコ、プーノなどでは大きな被害は出ておりません。但し標高の高い場所では、積雪による農業への被害が出ており、一部箇所では土砂災害による交通規制が敷かれております。

 一方、ペルー北部や他地域では大きな被害が発生、国内流通にも支障が出ており、観光レストランの一部では食材不足などが発生しているとも報じられています。

 ホテルや観光レストランといった自家発電設備、貯水タンクのある施設では大きな影響はありませんが、一般市民は部分的に今も停電や断水の影響を受けております。これはリマやその他の大都市も例外ではありません。

 今回の大雨・洪水により、現地ではこれまで70人以上の死者が出ております。

 ペルー気象庁の発表によると、引き続きペルー北部を中心に大雨が続き、その降水量は最大レベルとなる見込みです。これにより河川の氾濫や土砂崩れが引き続き発生し、北部への道路も通行止めになることが予想されるため、不要不急な外出は控え、また危険な場所には近づかないよう、呼びかけています。

 現在、ペルーにご滞在中、また近日中にペルー入りをご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 ★ 参考情報
* ペルー政府、災害対策特設ページを開設
http://unasolafuerza.pe/
* ペルー気象庁
http://www.senamhi.gob.pe/
* ペルー防災センター
http://www.indeci.gob.pe/
* 在ペルー日本大使館
http://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000381.html (日本語)
* 在日ペルー大使館でも協力を呼びかけています
http://embajadadelperuenjapon.org/comunicado-2/


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会