東武トップ、1月の海外は8.2%減、5ヶ月連続の減少

  • 2017年3月19日

 東武トップツアーズの2017年1月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比8.2%減の19億8989万円で、5ヶ月連続で前年を下回った。得意とする団体旅行は9.2%減で、このうち教育旅行は60.3%増と大幅に増加したものの、一般団体は17.4%減となった。

 個人旅行は、自社企画商品が4.8%減となったほか、他社企画商品も14.3%減となり、企画商品全体では12.7%減となった。各事業所が企画した「旅行企画商品」については公表していない。企画商品以外の個人旅行は3.6%減だった。

 取扱人数は全体が3.3%減で、このうち団体旅行は11.2%減、企画商品は12.6%減だった。個人旅行については公表していない。

 方面別でみると、団体旅行はグアム・サイパンが675.8%増、欧州・ロシアが107.2%増、北米が23.2%増、韓国が2.3%増などとなった。企画商品はハワイが34.3%増、韓国が25.8%増、香港が6.9%増、欧州・ロシアが1.2%増と伸長した。

 なお、国内旅行の取扱額は10.8%減の55億5962万円、訪日旅行の取扱額は29.6%減の2億5494万円となり、その他の事業を加えた総取扱額は10.9%減の79億8249万円となった。国内と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。