スタークルーズ、今夏に17年ぶりの日本発着、横浜と大阪母港に
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日本発着クルーズでは、同一航路を繰り返し運航し、複数の港で乗下船できるインターポーティングを採用。大阪、横浜、上海で乗下船できるようにする。日本人向けには土曜日発の大阪発着コースと日曜日発の横浜発着コースを用意。大阪発上海着などの区間クルーズも販売する予定だ。
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同氏はそのほか、同じくゲンティン香港の子会社であるドリームクルーズについても言及。今年の11月に就航予定の新船「ワールドドリーム」を使用した日本発着クルーズを検討している旨を明らかにした。
ゲンティン香港の創業者で現在は顧問を務めるコーリン・アウ氏は「17年前とは違って現在はクルーズ人気が高まっており、多くの中国人がクルーズで日本を訪問している。(日本発着クルーズは)『黄金のチャンス』を迎えている」と主張。中国人の需要に期待を示した。その一方では日本人スタッフを積極的に採用するなど、日本人向けのサービスにも注力している旨を説明。「スタークルーズが日本人のクルーズ旅行にとって最初の選択肢になるようにしたい」と意気込みを述べた。
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