JTB、国連の「持続可能な観光」に協賛、検定受験料を寄付
ジェイティービー(JTB)はこのほど、国際連合の「持続可能な観光国際年2017」に協賛すると発表した。国連は1年ごとに世界的規模で取り組むべき重要課題を定めて、啓発活動や対策に取り組んでいるところ。同社グループにおいては、JTB総合研究所が協賛を機に国連世界観光機関(UNWTO)とのパートナーシップ協定を締結し、「旅行地理検定」の受験料の一部をUNWTOに寄付する。寄付金は人材育成に充てるという。
「持続可能な観光」は、観光産業における環境破壊、文化の毀損、過度な商業化を避けるとともに、観光客の行動規範などを見直すことで、観光地本来の姿を維持しようとする活動。JTBによれば、国連の「国際年」で観光がテーマとして取り上げられるのは、1945年の設立以来3回目という。