東武トップ、11月の海外は2.5%減、自社企画は増加

  • 2017年1月17日

 東武トップツアーズの2016年11月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.5%減の33億7499万円だった。9月の2.8%減、10月の24.4%減に続き、3ヶ月連続での前年割れとなった。

 得意とする団体旅行は0.2%減とほぼ前年並みに推移し、このうち教育旅行は1.6%増、一般団体は0.8%減に。個人旅行は自社企画商品が5.0%増と増加したが、他社企画商品は3.0%減となり、企画商品全体では8.1%減となった。各事業所で企画した「旅行企画商品」については公表していない。その他の個人旅行は7.4%減だった。

 取扱人数は全体が4.8%減で、このうち団体旅行は4.8%減、企画商品は5.7%減。個人旅行については公表していない。

 方面別で見ると、団体旅行は香港が421.8%増、中国が167.6%増、シンガポールが65.6%増、グアム・サイパンが21.9%増となるなど、近距離方面を中心に伸長。企画商品は香港が142.3%増、大洋州が90.0%増、ハワイが4.4%増、北米が2.6%増などとなった。

 なお、国内旅行は3.6%減の115億3199万円、訪日旅行は10.1%増の9億3609万円で、その他の事業を加えた総取扱額は2.8%減の160億4205万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。