USJ、「任天堂エリア」決定、世界初-500億円超投資

  • 2016年12月12日

「SUPER NINTENDO WORLD」イメージ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は12月12日、任天堂のテーマエリア「SUPER NINTENDO WORLD」の開発計画を発表した。2020年よりも前の開業をめざしており、同じく任天堂のテーマエリアを計画中の米国のオーランドとハリウッドよりも早く、世界で初めてのオープンとなるという。

 SUPER NINTENDO WORLDは、現在の敷地内にある駐車場と拡張用地の一部を活用して開発。スーパーマリオなど任天堂の人気ゲームのキャラクターや世界観を採用したライドアトラクションやショップ、レストランなどを配置。投資規模は500億円を超えるという。

 USJでは、関西大学名誉教授の宮本勝浩氏の試算として、SUPER NINTENDO WORLDの開業後10年間でUSJが近畿圏で約6兆2000億円、全国で約11兆7000億円の経済効果を生み出し、雇用効果も108万人に上ると紹介している。