JTB関西、箱根で若冲「孔雀鳳凰図」観賞ツアー、1時間貸切も
JTB関西はこのほど、オリジナル企画商品「岡田美術館貸切で観る伊藤若冲 幻の『孔雀鳳凰図』と上質なホテルで過ごす箱根の休日」の販売を開始した。今年4月に同社の東梅田支店内に「ロイヤルプラザ大阪」を開業したことを記念した商品で、83年ぶりに再発見されて話題となった江戸時代の日本画家の伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」などを、企画展が開催されている箱根の岡田美術館で鑑賞する。出発日は12月18日で40名限定。
美術館に滞在する3時間のうち1時間は同コースの参加者だけで貸し切り、副館長による解説を聞きながら作品を観賞する。その後は、JTBの他のツアーの参加者とともに自由見学となる。移動には全24シートをゆったりと配置したプレミアムバスを利用。昼食は1日目が「日本平ホテル」の富士山を一望できる部屋を、2日目は明治天皇の内親王の避暑のために建てられた「菊花荘」を利用する。
旅行代金は全室露天風呂付きの「強羅花扇 円かの杜」で、ベッド付き和室に2名1室で宿泊する場合、大人1名19万8000円とした。最少催行人員は12名。
そのほか、岡田美術館での貸切がなく、移動時には通常の大型バスを利用するスタンダードプランとして「岡田美術館貸切で観る幻の『孔雀鳳凰図』と箱根ホテル小湧園2日間」も用意した。出発日は12月19日。旅行代金は箱根ホテル小湧園の1室を3名または4名で利用する場合、大人1名8万3000円とした。最少催行人員は15名。