成田、上期の国際線旅客数は韓国と台湾が2桁増
成田国際空港(NAA)によれば、2016年上期(4月~9月)の国際線の方面別旅客数(速報値)は、韓国と台湾が2桁の伸びを示したほか、香港、中東を含むアジア、太平洋、グアムなども前年を上回った。15年4月にエチオピア航空(ET)が成田/香港/アディスアベバ線の運航を開始したアフリカは、184.8%増となった。
アフリカに次いで伸び率が高かったのは韓国で、25.5%増の69万500人。以下は台湾が14.1%増の77万2600人、香港が9.6%増の56万5000人と続いた。一方、欧州は10.7%減の70万5500人、中国は6.0%減の98万3300人、オセアニアは1.1%減の27万9200人で、いずれも前年を下回った。
9月単月では、韓国が38.3%増の12万2500人、台湾が12.1%増の12万400人、香港が10.4%増の8万8800人とそれぞれ2桁の伸びを示したほか、中東を含むアジア、太平洋、オセアニアが前年を上回った。アフリカは前年並みで、欧州、中国、グアムは前年を下回り、最も減少率が高かった欧州は15.8%減の11万6400人だった。詳細は以下の表の通り。