ジェイピーモバイル、保険付き民泊運営サポートパックを発売

  • 2016年11月1日

 民泊事業者向けのコンサルティングなどを展開するジェイピーモバイルは11月1日、「民泊運営安心サポートパック」の販売を開始する。三井住友海上火災保険と共同開発した民泊専用保険を含むもので、自治体への申請手続きなどのサポートや、データ解析などのサービスも提供する。

 民泊専用保険は、ホストが所有する設備などへの損害、物件のオーナーやゲストなどに対する損害賠償などを補償するもの。基本補償は火災や盗難など室内の整備に対する100万円で、そのほかオーナーに対する損害賠償として最大3000万円、ゲストや第3者に対する損害賠償として最大5000万円、近隣の建物などへの損害賠償として最大1億円を保証する。

 事業者へのサポートについては、客室の利用方法や近隣の観光情報などを紹介する「ウェルカムガイド」の作成、外国人ゲストへの3者間通話による通訳サービス、キッチンの水漏れなどの簡易修繕サービスなどを提供。言語は英語、中国語、韓国語に対応する。データ解析サービスでは、日本全国の民泊物件データをもとに、部屋タイプ別の空室率や収益想定額、地域別の集客状況などを分析し、競合物件の調査や収益改善などのための情報を提供する。

 サポートパックの料金は物件の専有面積によって異なり、年間5万円から7万5000円までとした。ただし、100平方メートル以上の物件については別途見積りをおこなう。申し込みは専用ウェブサイトから受け付ける。