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中部、16年冬ダイヤの国際線は週333便に、近距離アジアが減少

  • 2016年10月25日

 中部国際空港によると、2016年冬ダイヤ(10月30日~17年3月25日)期首の国際線旅客便の週間便数は333便で、15年冬ダイヤのピーク時から29便減、16年夏ダイヤのピーク時から22便減となった。Vエアー(ZV)や中国南方航空(CZ)、中国東方航空(MU)、大韓航空(KE)などの近距離アジア路線の減便や運休などが要因。乗入航空会社数は26社で、就航都市数は15年冬ダイヤ、16年夏ダイヤと同じ40都市だった。

 方面別では、16年夏ダイヤのピーク時と比べて中国方面が4便増の130便と前年を上回ったが、台湾・香港方面は14便減、韓国方面は7便減、東南アジア方面は3便減、欧州方面は2便減と前年を下回った。ビーチリゾート、北米、中東方面はいずれも夏ダイヤと同様だった。

 冬ダイヤ期間の新規就航は、MUが上海(浦東)/蘭州線と青島/成都線をそれぞれ週7便で開設。さらに青島/北京線を北京への直行便に変更する。このほか、深セン航空(ZH)が週2便で運航中の南通線を西安まで延伸する。

 運休や減便については、MUが長沙/昆明線を運休し、浦東/蘭州線の開設に伴い浦東線を週14便から週7便に減便。CZは瀋陽線を、KEはソウル(仁川)線を、ジェットスター・ジャパン(GK)は台北(桃園)線とマニラ線を、タイガーエア台湾(IT)は台北(桃園)線をそれぞれ減便。フィンエアー(AY)もヘルシンキ線を週7便から週5便に減便する。

 国内線に関しては、旅客便の週間便数は15年冬ダイヤのピーク時と同様の567便で、16年夏ダイヤのピーク時からは91便減となった。就航都市数は18都市。スカイマーク(BC)が週14便で運航中の新千歳線を週21便に増便する一方、GKは新千歳線を週21便から週14便に、那覇線を週14便から週7便に減便する。詳細は以下の通り。


▽中部2016年冬ダイヤ、航空会社別便数一覧
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