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クラツー、新型バス導入、18年度までに100台

  • 2016年10月9日

 クラブツーリズムはこのほど、自社の観光バス「新型クラブツーリズム号」2台を導入した。バスと座席それぞれのメーカーと共同で設計したもので、2018年度までに100台を導入していく計画だ。座席数は4席が9列で36席。

 クラツーでは、バスツアーの安全性などに関心が高まる中で、安全運行の基準を見直し。今回の車両では全席を3点式のシートベルトとしたほか、シートベルトが未装着のままだとランプが点灯し続ける確認システムも搭載。さらに衝突被害軽減ブレーキや車線の脱線や車間距離を警告する装置などを導入した。

 また、快適性でも観光バスでは初という前方へとスライドする電動リクライニング機能を採用。これにより後ろの席を気にせず、かつ簡単に座席を倒せるようにした。シート表面も合皮と布地を組み合わせたものを使って滑りにくくなるよう工夫。コンセントとUSBポートも全席に配している。

 さらにシートピッチを90センチメートルとし、窓枠も少なくするなど快適性を向上。洗面台付きの化粧室や3台の空気清浄機も設置した。