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リッツ大阪、1月から全客室を改装、12億円を投入

  • 2016年9月28日

スーペリアルーム(イメージ)  ザ・リッツ・カールトン大阪は2017年1月から6月中旬まで、約12億円を投入して全客室とクラブラウンジを順次改装する。17年5月23日に開業20周年を迎えることを受けたもので、開業当初からのコンセプトである「18世紀の英国貴族の邸宅」の雰囲気を保ちつつ、都会的なイメージのデザインに一新するという。

 全292室の客室のうち、スーペリアルームは青を中心とした配色とし、インテリアは英国で18世紀頃に流行した「ジョージアン様式」の家具を配置。36階と37階に計2室あるスイートルーム「ザ・リッツ・カールトン・スイート」については、壁紙やカーペット、カーテンなどを変更する。また、客室階の廊下も改装し、絨毯や壁紙をシンプルかつ伝統的なものに統一するほか、壁には関西や海外の画家の作品を飾る。

クラブラウンジのエントランス(イメージ)  クラブラウンジはオレンジやグリーンなどを基調とする配色に変更し、スペースを拡張してオープンキッチンを新設。既存のスペースには、ライブラリーとバーを新たに設ける。インテリアには植物をモチーフとしたボタニカル柄のカーテンや、貴族の荘園風景が描かれた絵画などを採用する。