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外務省、ジカ熱でバンコクにスポット情報、国内感染20名超

  • 2016年9月13日

 外務省は9月13日、このほどバンコク有数のビジネス街で日本人通勤者も多いサトーン地区において、妊婦1名を含む22名の国内感染によるジカウイルス感染者が確認されたことを受け、注意喚起のためのスポット情報を発出した。外務省はタイについてはすでに、輸入症例の確認などを受けて今年2月に全土をレベル1に指定している。22名の多くは回復し、女性はすでに出産して母子ともに健康だという。

 ジカウイルスについては、妊娠中に感染すると胎児に小頭症などの先天性障害が現れることがあるため、外務省は妊娠中または妊娠を予定している人には、流行地域への渡航を可能な限り控えるよう要請しているところ。旅行者や滞在者には、現地の日本大使館などから最新情報を入手するとともに、蚊に刺されないための対策を取るよう呼びかけている。