HomeAway、古民家再生のノオトと提携、地方送客で協働
民泊仲介サイトを運営するHomeAwayと兵庫県篠山市に本社を置く一般社団法人のノオトはこのほど、地方創生に向けたパートナーシップを締結した。国家戦略特区の古民家を宿泊施設などに改装して地域の活性化につなげるノオトの方針に、HomeAwayが賛同したことによるもの。HomeAwayのウェブサイトで、ノオトが再生した古民家での民泊サービスを仲介することにより、訪日外国人旅行者の地方送客をめざす。取り扱いを開始したのは篠山市の「集落丸山」と、同県養父市の「大屋大杉」の2軒。
HomeAwayは米国テキサス州オースティンに本社を置く民泊仲介サイト大手で、世界190ヶ国で120万件以上の宿泊用物件を取り扱っている。昨年12月にはエクスペディアに買収され、グループ会社となったところ。一方のノオトは8月31日に、観光庁が選定する日本版DMO候補法人に登録されている。