阪急交通社、「広島秘境ツアーズ」とコラボ商品、全4コース

  • 2016年9月5日

 阪急交通社は9月4日、広島県が観光プロモーションのために今年3月に設立した仮想の旅行会社「広島秘境ツアーズ」と共同開発した同県発着の旅行商品シリーズ「広島県特集」の販売を開始した。広島秘境ツアーズが6月に発行したガイドブックで阪急交通社の商品を取り上げたことがきっかけで、国の名勝に指定されている帝釈峡などを訪れる宿泊付きのバスツアーを1コース、吉水園などを訪れる日帰りバスツアーを2コース、伝統芸能の「宮島舞楽」などを鑑賞する日帰りツアーを1コース用意した。10月から12月にかけて出発する。

 宿泊付きのバスツアー「息をのむほど美しい『霧の海』と星降る郷で眺める満天の星空観賞2日間in広島」は、紅葉の時期の帝釈峡や、「霧の海」と呼ばれる雲海を見ることができる三次市の高谷山展望台などを訪れるもの。出発日は10月22日、29日、11月18日で、旅行代金は大人1名2万5000円とした。最少催行人員は25名。

 バスツアー「名勝・吉水園と北広島の紅葉秘境ツアー 日帰り」では、吉水園や三段峡、温井ダムなどで紅葉を鑑賞する。出発日は11月12日、13日、19日、20日で、旅行代金は大人1名9990円とした。最少催行人員は30名。

 「宮島舞楽観賞と大願寺法話体験 日帰り」では、宮島の厳島神社高舞台での舞楽を貸し切りで鑑賞するほか、亀居山放光院大願寺を拝観する。出発日は10月12日、24日、29日、11月4日、8日、21日、12月7日、12日。旅行代金は大人1名5990円から6990円まで。最少催行人員は10名とした。