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JTB首都圏、海外募集型で新ブランド「NEXT」、第1弾は3テーマ

  • 2016年8月29日

「世界のオーロラ」のパンフレット表紙  JTB首都圏は8月30日、新たな海外募集型企画旅行のブランド「NEXT」を立ち上げ、第1弾商品として「世界のオーロラ」「世界の祭り」「世界の鉄道」を発売する。コンセプトは「あなたが求めていた 次に選ぶ、次に創る旅」で、個人では訪問しづらい場所や、手配が難しい素材など「パッケージツアーにしかない魅力」を盛り込んだテーマ別商品を訴求。一方で、最少催行人員を2名や6名など少人数とし、出発日や延泊、観光のアレンジも受け付けるなど、個人的なリクエストにも対応する。

 「世界のオーロラ」では、カナダやフィンランド、ノルウェーなどを訪問する全10コースを設定。11月から2017年3月にかけて出発する「オーロラとサンクトペテルブルク7日間」では、北極圏最大の都市であるロシアのムルマンスクでオーロラを鑑賞するほか、サンクトペテルブルクで市内観光もおこなう。出発地は成田で、旅行代金はエコノミークラスおよび2名1室利用の場合、1名33万9000円から38万9000円までとした。

 「世界の祭り」では、各国で開催される魅力的な祭りを組み込んだ全13コースを提供。例えば、17年3月16日出発の「バレンシアの火祭りとスペイン紀行10日間」は、3日目にバレンシアの火祭りを見学するほか、バレンシアやセビリア、コルドバで市内観光をおこなう。出発地は羽田で、旅行代金はビジネスクラスおよび2名1室利用の場合、1名64万9000円。

 「世界の鉄道」では、個人では手配が難しい鉄道を組み込んだ全13コースを設定。12月から17年4月までに出発する「アメリカ大陸横断鉄道とシカゴ・ロサンゼルス6日間」では、シカゴからロサンゼルスまで「アムトラック・サウスウェストチーフ号」に約40時間乗車する。出発地は成田で、旅行代金はエコノミークラスおよび2名1室利用の場合、1名49万8000円とした。