日系2社、冬期計画を変更-NHは香港増便、JLはハワイのFクラスなど
▽日本航空は成田/ホノルル、バンコク線増便
日本航空(JL)は国際線で、成田/ホノルル線とバンコク線の期間増便を実施。JLによればホノルル線は成田発の需要が、バンコク線は双方の需要が好調だという。
機材変更では、「SKY SUITE」仕様に改修したB777-200ER型機を10月24日から羽田/香港線に投入。羽田、関空、中部/ホノルル線にも順次導入する。17年4月中旬以降には、成田/ホノルル線にも導入する計画だ。さらに、年末年始は羽田/ホノルル線に「SKY SUITE」仕様のB777-300ER型機を初めて投入。これにより、ホノルル線では数年ぶりにファーストクラスを利用できるようになる。
このほか、需要の増加を受けて、成田/デリー線の機材を1月9日から大型化。全161席のB787-8型機から、全195席のB787-9型機に変更する。成田/ジャカルタ線は1月9日から3月25日まで小型化し、全199席のB767-300ER型機から全161席のB787-8型機に変更するが、変更によりプレミアムエコノミークラスを利用できるようになる。
国内線では伊丹/新千歳線と那覇/宮古線を増便するほか、羽田/新千歳線など8路線を減便する。また「JAL SKY NEXT」をB777-300ER型機、B777-200ER型機、B767-300型機、B737-800型機の全機材に導入する。このほか北海道エアシステム(HAC)の運航便について、すべてをHC便名からJL便名に変更する。