KNT-CT、6月の海外は9.8%減、オセアニアなど増加
KNT-CTホールディングスの2016年6月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比9.8%減の119億6248万円だった。このうち、団体旅行は12.3%減の31億9052万円、企画旅行は6.4%減の62億2093万円、個人旅行は14.3%減の25億5103万円といずれも前年を下回った。
団体旅行のうち一般団体は、前年に宗教団体の大会を取り扱った反動で8.7%減の28億7552万円に。学生団体も前年の修学旅行や語学研修、留学などの反動により35.5%減の3億1500万円と減少した。
企画旅行では、ホリデイの取扱額が15.8%減の10億2777万円と2桁減。オセアニアとアジアが前年を上回ったものの、テロの影響などにより他の方面は前年を下回った。
クラブツーリズムの取扱額は4.1%減の51億8927万円。SIT商品が好調に推移したが、ヨーロッパ方面の不調が続き、全体では減少した。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が7.9%減の271億7876万円、外国人旅行が54.8%増の17億5069万円となり、関連商品などを含めた総計は6.6%減の417億8248万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。