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成田、上半期の国際線方面別旅客、台湾・香港・韓国が2桁増

  • 2016年7月31日

 成田国際空港(NAA)によると、2016年上半期(16年1月~6月)の国際線旅客数(速報値)の国際線方面別旅客数は、台湾、香港、韓国が2桁増となったほか、中東を含むアジア、太平洋、オセアニア、アフリカが前年を上回った。アフリカはエチオピア航空(ET)が15年4月から成田/香港/アディスアベバ線の運航を開始したことで、900%増の9000人となった。

 前年を上回った方面のうち、アフリカに次いで伸び率が高かったのは台湾で23.3%増の77万8300人。以下は香港が11.8%増の53万3900人、韓国が10.1%増の61万6600人と続いた。前年を下回ったのは中国、欧州、グアムで、中国は8.2%減の87万6300人、欧州は8.0%減の60万8500人、グアムは0.9%減の27万8900人だった。

 6月単月では、アフリカ、韓国、台湾、グアム、太平洋、中東を含むアジア、香港が前年を上回った。アフリカは400.0%増の1000人で、次いで韓国が33.8%増の10万2600人となった。前年を下回ったのは欧州、中国、オセアニアで、もっとも減少率が高かった欧州は9.1%減の10万9000人だった。詳細は以下の通り。