成田、上半期の国際線旅客数は4.4%増、発着回数は過去最多
成田国際空港(NAA)によると、2016年上半期(16年1月~6月)の国際線旅客数(速報値)は前年比4.4%増の1552万9645人だった。このうち日本人旅客数は0.3%増の613万7407人。外国人旅客数は10.3%増の682万7842人で、アジア方面を中心に増加し、3年連続で最高値を更新した。通過客は前年並みの256万4396人だった。国内線を含む総旅客数は4.7%増の1883万7674人となり、14年から3年連続で前年を上回り、過去最多となった。
国際線旅客便の発着回数は8.2%増の8万1064回となり、2年ぶりに過去最高を更新。NAAによれば、海南航空(HU)、深セン航空(ZH)、LOTポーランド航空(LO)、四川航空(3U)、ティーウェイ航空(TW)の新規就航や、ジェットスター・ジャパン(GK)、春秋航空日本(IJ)の路線開設などが後押しした。
6月単月の国際線旅客数は3.3%増の257万8681人。このうち日本人旅客数は0.6%減の97万2706人、外国人旅客数は9.1%増の110万4565人、通過客は0.5%減の50万1410人だった。国内線を含む総旅客数は2.6%増の312万5987人で、6月として過去最高を記録。旅客便発着回数は6.6%増の1万3397回で、こちらも6月として過去最高となった。
なお、国内線の上半期の旅客数は5.7%増の330万8029人、発着回数は0.6%減の2万3991回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。