南ア、5月の日本人は21.9%増、5ヶ月連続の増加

  • 2016年7月27日

 南アフリカ観光局によると、2016年5月の日本人訪問者数は前年比21.9%増の2092人で、1月から5月までの累計は36.7%増の1万72人となった。同国を訪れる日本人は、14年から15年にかけてエボラ出血熱の風評被害により激減したが、15年11月からは回復に転じ、16年1月からは5ヶ月連続で2桁増以上を記録している。同局によると、今年に入りテレビ番組や雑誌、ウェブサイトなどで露出が増加しており、加えて円高傾向が続いていることなどから、今後も訪問者数は増加する見込み。

 5月はその他のアジア諸国についてもほとんどが増加傾向にあり、アジア全域からの旅行者数は32.3%増の3万1641人に。全世界からの旅行者数は11.0%増の76万749人で、1月から5月までの累計では、15.7%増の427万7673人となった。さらなる旅行者の獲得に向け、同局は9月からグローバルキャンペーン「WOW IN EVERY MOMENT」を開始する予定。