阪急交通社グ、5月の海外は11.7%減、業務渡航は欧米亜が好調
阪急交通社グループ3社(※)の2016年5月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は11.7%減の152億5909万円だった。主力の阪急交通社は12.6%減の123億6542万円。方面別では北米、オセアニア、アジアが好調に推移したが、中東と欧州が減少した。
業務渡航系の2社のうち、阪急阪神ビジネストラベルは7.0%減の30億7618万円。方面別では欧州や米国などが堅調だった。アジアではインド、インドネシア、ベトナム、シンガポールが前年を上回ったが、その他の国は減少した。阪神トラベル・インターナショナルは25.2%減の2億7779万円で、取扱人数は増加したが取扱額は減少したという。
なお、3社合計の取扱額は、国内旅行が8.7%減の110億6274万円、外国人旅行が28.3%増の3億3541万円となり、合計は10.1%減の266億5724万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル