東武トップ、4月の海外は18.2%減、団体は大洋州など増加

  • 2016年6月16日

 東武トップツアーズの2016年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比18.2%減の16億9993万円だった。団体旅行は23.6%減で、このうち一般団体は29.5%減と前年を下回ったが、教育旅行団体は10.7%増と増加した。個人旅行は自社企画商品が36.8%減、他社企画商品が35.0%減、その他の個人旅行が2.1%減となり、いずれも減少した。

 海外旅行の取扱人数は10.0%減で、このうち団体旅行は39.1%減。方面別では、大洋州が217.5%増と大幅に増加したほか、北米が56.6%増、韓国が16.6%増、香港が5.6%増と続いた。企画商品の取扱人数は21.2%減となったが、方面別では香港が250.0%増、中国が33.3増、その他アジアが31.5%増などと増加した。

 海外旅行以外では、国内旅行の取扱額が4.9%減の74億7980万円、訪日旅行が1.3%増の3億9984万円となり、その他を含む合計は7.1%減の98億190万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。