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国交省、クルーズ船社に熊本・大分の情報提供、寄港を促進

  • 2016年6月1日

 国土交通省は5月31日、クルーズ船社などに向けて熊本県と大分県の観光情報を発信する取り組みを開始すると発表した。同日に政府が「九州の観光復興に向けての総合支援プログラム」を取りまとめたことを受けたもの。同省はすでにソーシャルメディアなどを通じて、地震後に別府港に外国船社の大型クルーズ船が寄港した様子を国内外に発信しているが、さらにクルーズ船社向けサイト「CRUISE PORT GUIDE OF JAPAN」などを活用して、積極的な情報提供をおこなう。

 「CRUISE PORT GUIDE OF JAPAN」では、「KUMAMOTO & OITA NOW!!」と題したリンク集を掲載し、2県の港湾周辺の最新の観光情報を提供。クルーズ船の寄港の維持と促進をはかる。また、2県の港湾へのクルーズ船の寄港の様子を、港湾局のFacebookで写真とともに紹介する。

 そのほか海外のクルーズ船社や旅行会社、消費者への情報発信に向けて、訪日クルーズ船の出港数が多い中国などの在外公館、JNTOの現地事務所なども、ソーシャルメディアで受入状況を発信するという。