エクアドル、4月16日に発生した地震の影響について
2016年4月16日(土)の19:00(日本時間 17日 午前09:00)頃、エクアドル北西部の太平洋沿岸を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生いたしました。
地震による建物などの倒壊など被害は大きく、震源に近いグアヤキルの中心部でも陸橋が崩落するなどの被害が出ています。
各種報道によると、地震による死者は246人、負傷者は2,500人以上に上っており、6州に非常事態宣言が発令されました。
現地からの報告によりますと、地震発生直後、マンタなど海岸部の空港が一時閉鎖されましたが、現地時間4月18日現在、国内にある23の空港のうち、サリナスの空港を除く22ヵ所は通常通り運営されております。
サリナスの空港は、電力供給が回復しないため、使用できない状態です。
なお、キトにあるマリスカル・スクレ国際空港は運用されています。
被害の大きかった一部地域では、混乱に乗じた略奪行為も起きているとの報道があるほか、グアヤキルでは幹線道路でも通行できない個所が数多くあるとのことで、現地にご滞在中の方は細心の注意が必要です。