エクアドル、4月16日に発生した地震の影響について‐続報
現地時間2016年4月16日(土)、南米エクアドルでマグニチュード7.8の地震が発生しました。
■ 概要
〔発生日時〕
2016年4月16日(土) 18:58 (日本時間 17日 午前08:58)、揺れが約1分間続く
〔震源地〕
震源は太平洋沿岸マナビ州 ペデルナレス地方 (震源の深さ約20km)
〔死傷者〕
死者 246人、負傷者 2,527人を超えると政府が発表。
〔影響等〕
・震源地近くの町では、建物の倒壊、断水、停電等の被害が広範囲にわたって発生しています。
・同じく太平洋沿岸にある第二の都市・グアヤキルでも被害が発生しています。
・震源地の南の沿岸地域に位置するグアヤキルでは、揺れも激しく、建物や陸橋などが崩壊。
また安全確認のため、トンネルが一部通行禁止となっておりますが、今日の午後には平常通り再開の見通しとの情報が入っております。
・グアヤキル空港は一時閉鎖されましたが、現在は平常通り運行しております。
エクアドル政府は6つの県に支援目的とした非常事態宣言を発出し、兵士や消防隊員など1万人以上を順次、被災地に派遣し救助を急いでいます。
また、この地震により首都・キト(北西約170km)の町もかなり酷く揺れましたが、沿岸部から離れているアンデス山脈に位置する町であるため、特に被害はありませんでした。
首都・キト市内からキト空港へ向かう幹線道路にも異常はありません。
ガラパゴスのクルーズは、地震直後に津波が経過して島から離れるという措置が発出されたものの、津波警報解の除と共に通常のオペレーションに戻っております。
なお、首都・キトにある日本大使館によりますと、これまでに日本人が被害に遭ったという情報は、現地時点では入っていないということです。
以上、ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会