不動産業などをおこなうザイマックスと、春秋グループ傘下のホテル投資会社である春秋投資管理有限公司（春秋投資管理）はこのほど、ザイマックスが大阪府泉佐野市の関空近郊で開発中のホテルについて、共同事業契約を締結した。ホテルの運営はザイマックスがおこない、春秋投資管理は販売を受託する。ホテルはロードサイドの商業施設として利用されていた建物を改修するもので、客室数は136室。2016年末に開業する予定という。

　ザイマックスはこのほど、オフィスビルや商業施設をホテルに改装する不動産再生事業を開始。訪日観光客をメインターゲットとして、主にツインルーム以上の客室からなる宿泊特化型ホテルの開発と運営をおこなっていく計画で、泉佐野市で開発中のホテルもその1つだ。

　なお、同社は今年の3月に宿泊特化型ホテルとして、69室の「からくさホテル大阪心斎橋 I」と36室の「からくさホテル京都 I」を開業。19年には10軒のホテルで1500室を提供したい考えだ。