Airbnb、キューバでの民泊を米国人以外にも提供
Airbnbは4月2日から、米国人以外に向けてキューバでの民泊サービスの仲介を開始する。同社によれば、米国政府は1年前にキューバとの関係改善に向けたの取り組みの1つとして、政府の許可を得た米国人がAirbnbを介してキューバでの民泊サービスを予約することを許可。そしてこのほど、米国人以外の予約についても承認したという。
同社によれば、キューバでは地元民が有料で旅行者を自宅に宿泊させる「カサ・パルティクラル」と呼ばれるビジネスが根付いており、すでに約4000人の「カサ・パルティクラル」のオーナーが自宅をAirbnbに登録。キューバでの宿泊提供者は全国の約40の市町に広がり、1回の予約で平均250米ドルの収入を得ているという。
これまでにAirbnbを利用してキューバで宿泊した米国人は1万3000人を超える。なお、予約の際には必要な渡航許可を取得していることを証明しなくてはならない。