春は雛祭りから(3) 1万3千体の雛ずらり/和歌山那智勝浦

 和歌山県那智勝浦町で例年2月中旬-3月上旬に開かれる「南紀勝浦ひなめぐり」が、5回目を迎える今年も開催される。雛飾りを軸に据えた多彩なイベントで、温泉とマグロと世界遺産の町に春らしい彩りを加える。

海のまち彩る「南紀勝浦ひなめぐり」

 例年、JR紀伊勝浦駅や駅前商店街やいざかた通りといった町中心部のいたるところに雛飾りを展示。海のまち那智勝浦散策の楽しみを創出する。

 目玉は2月28日-3月6日に実施される「ビッグひなめぐり」。同町体育文化会館に設けられた「ビッグひな壇」に1万3300体もの雛人形がずらりと並ぶ。見渡す限り雛、赤やピンク、金色の艶やかな色合いに包まれた空間はとにかく圧巻の一言。スケールの巨大な歴史情緒あふれる光景は必見だ。

 今年も十二単衣着付け体験やかまぼことお菓子掘りなど体験企画、ダンスと歌、屋台村などイベントが盛りだくさんの予定になっている。

 問い合わせは実行委員会 電話070-5545-8195。

 (16/02/22)


情報提供:トラベルニュース社