成田、1月の国際線旅客は9.7%増、外国人は23.1%増
成田国際空港(NAA)によると、2016年1月の国際線旅客数(速報値)は前年比9.7%増の255万6685人となった。このうち日本人旅客数は1.0%減の99万6009人だったが、外国人旅客数は円安基調の継続などにより23.1%増の105万8930人となり、36ヶ月連続で前年を上回り、1月として過去最高を記録した。通過客は8.0%増の50万1746人だった。
国際線旅客便の発着回数は7.3%増の1万3421回で、10ヶ月連続で増加し、1月として過去最高を記録した。NAAによれば、LOTポーランド航空(LO)、海南航空(HU)、深セン航空(ZH)、四川航空(3U)の新規就航に加え、15年冬ダイヤからのジェットスター・ジャパン(GK)の台北線開設や、デルタ航空(DL)の香港線再開など、アジア路線を中心に便数が増加したことが要因だという。
なお、国内線の旅客数は14.3%増の53万1211人、旅客便の発着回数は0.8%増の4027回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。