東京メトロ、1日乗車券を「24時間券」に、3月末から

 東京地下鉄(東京メトロ)は3月26日から、東京メトロ全線で利用できる企画乗車券「東京メトロ1日乗車券」を「東京メトロ24時間券」に変更する。1日乗車券は使用開始時間に関わらず、その日の終電までを有効期間としているが、新たな企画乗車券は使用開始時から24時間を有効期間とし、夕方や夜から翌日にかけての観光など、旅行者のさまざまなニーズに対応する。

 また、修学旅行や教育旅行などの学生団体を取り扱う旅行会社向けの「東京メトロ学生用1日券」と、首都圏以外から東京を訪れる旅行者や訪日外国人旅行者向けの「Tokyo Subway Ticket(1-DAY、2-DAY、3-DAY)」についても、それぞれ「東京メトロ学生用24時間券」と「Tokyo Subway Ticket(24-hour、48-hour、72-hour)」に変更する。学生用24時間券の使用期限は使用開始から24時間。Tokyo Subway Ticketは24時間、48時間、72時間の3種類を用意した。

 販売価格は現行と同様で、東京メトロ24時間券は大人用が600円、子供用が300円。東京メトロ学生用24時間券は300円で、Tokyo Subway Ticketは24時間券が800円、48時間券が1200円、72時間券が1500円とした。

 東京メトロ24時間券については前売券を中野駅、西船橋駅、副都心線渋谷駅以外の定期券売場で、当日券を東京メトロ各駅の券売機で販売。Tokyo Subway Ticketは羽田空港、成田空港、米子鬼太郎空港の空港カウンターのほか、首都圏以外の旅行会社、都内の家電量販店などでも販売する。

 なお、3月25日までに購入した現行の企画乗車券の前売り券は3月26日から9月30日まで、未使用のものに限り新たな乗車券の前売券に交換できる。

「東京メトロ24時間券」のデザイン