JTBロイヤルロード、訪日客向けに都内花見ツアー、船上などで

  • 2016年2月2日

隅田川を進むラグジュアリーボートから桜を鑑賞する  JTB首都圏のロイヤルロード銀座は2月3日、訪日外国人観光客向けの新商品「Cherry Blossom Viewing Tour from Chartered Luxurious Boat」を発売する。富裕層などからの「人ごみを避けてゆったりと桜を観賞したい」というニーズに応えるもの。公益財団法人の日本さくらの会が指定する「さくら名所100選の地」のうち3ヶ所を、チャーターした11人乗りのラグジュアリーボートの船上や、カフェなどから鑑賞する。

 設定日は3月28日と30日で、ともに日帰り。旅行代金は1名2万9800円で、最大催行人数は各10名とする。全行程で英語ガイドが同行する。

 船上からは隅田公園の桜を観賞。昼食時にはホテル椿山荘東京のレストランで桜の咲く庭園を、千鳥ヶ淵ではカフェ「ギャラリー册」から隣接した桜並木を、それぞれ雨天でも楽しむことができる。3つのスポット間の移動にはハイヤーを利用する。

 ロイヤルロード銀座では、2011年から訪日外国人旅行者を対象とする「グローバルラウンジ」を設置。オーダーメイド旅行を中心に取り扱い、旅行者の申込みから帰国までを専任のコンシェルジュが英語でサポートしている。JTBグループによればグローバルラウンジの2015年度(15年4月~16年3月)の取扱人員は、前年比10%増で推移しているという。