東京入国管理局成田空港支局が発表した、年末年始（2015年12月18日～16年1月3日）の成田国際空港の出入国者数（速報値）は前年比3.5%増の125万8830人となった。出国者数は4.5%増の64万3680人で、そのうち日本人は8.5%減の31万680人と減少した一方、外国人は20.4％増の33万3000人と2割増加し、外国人の数が日本人を上回った。

　渡航先方面別出国者数の1位は昨年と同じくハワイとグアムを含む米国で、14万3200人だった。以下は台湾の7万8100人、中国の7万6700人、韓国の5万6900人、香港の4万6300人が続いた。

　入国者数は2.5％増の61万5150人で、そのうち日本人は9.4％減の約32万3850人、外国人は19.8％増の29万1300人だった。東京入国管理局によれば、日本人の出入国者数は過去5年間で最少だったが、外国人の出入国者数は過去5年間で最も多くなったという。

　年末年始期間中の出国のピーク日は1月3日で約4万2890人。入国も1月3日で4万6320人だった。