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ロイヤル・カリビアン、5隻目の「クァンタム」発注、20年就航へ

  • 2016年1月7日

 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の親会社であるロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCCL)は先ごろ、ドイツのマイヤー・ベルフト社と5隻目の「クァンタムクラス」(16万8000トン級客船)の建造で合意し、正式に発注した。新造船はRCIの船団に加わるもので、2020年の秋に就航する予定。RCCL会長兼CEOのリチャード・D・フェイン氏は新造船を発注した理由について、「クァンタムクラスは世界中で驚きをもって迎えられており、集客も好調」と理由を説明した。

 同社では、今年4月に3隻目のクァンタムクラスの新造船「オベーション・オブ・ザ・シーズ」の就航を控えているところ。現在は4隻目の建造も進められており、19年の引き渡しを予定している。

 そのほか、RCIは15年10月29日にフランスで、4隻目の「オアシスクラス」(22万5000トン級)の起工式を実施。18年春の就航をめざしている。なお、クアンタムクラスの4隻目と5隻目、およびオアシスクラスの4隻目の新造船の名称はいずれも決まっていない。