ボリビア、異常気象に伴う「ウユニ塩湖」観光への影響について

  • 2016年1月4日

 「ウユニ塩湖」といえば、雨季になると湖面に水が溜まり鏡となって空を映し出す「鏡張り」が有名となり、ここ数年、日本からも多くのお客様が訪れる人気の観光地です。

 本来であれば雨季にあたる12月は雨が観測される時期であるものの、今年は12月に入ってからほとんど雨が降っておりません。また風が強い日が多く、周辺の砂漠から砂が舞い散っており、その影響により白い塩湖に砂がかぶってしまい茶色い箇所が目立っております。

 現地の天気予報では、2016年1月03日と05日は少し雨が降る可能性がありますが、それでも例年よりも降水量が少ないのではないかとみられています。

 また雨季であっても綺麗な鏡張りを見るには、下記の条件が揃うことがポイントです。

* 前日に雨が降っていること
* 見学時に晴れていること
* 風が弱いこと
こういった自然現象の中だからこそ「鏡張り」を見学できた時の感動は素晴らしいものとなり、これが多くの旅行者を魅了しているのだと思われます。

 これから本格的に始まる雨季シーズンに向け、「鏡張り」の条件が満たされることを願っております。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会