成田、11月の国際線旅客は4.6%増、外国人は16%増
成田国際空港(NAA)によると、2015年11月の国際線旅客数(速報値)は前年比4.6%増の239万2691人となった。このうち、日本人旅客数は3.9%減の104万8060人となったが、外国人旅客数は東南アジア各国に対するビザ取得要件の緩和や、円安基調の継続などにより16.0%増の96万7421人となり、34ヶ月連続で前年を上回り、11月として過去最高を記録した。通過客数は4.0%増の37万7210人だった。
国際線旅客便の発着回数は4.3%増の1万2606回で、8ヶ月連続で増加し、11月として過去最高を記録した。NAAによれば、15年冬ダイヤからのバニラエア(JW)の台北線増便、デルタ航空(DL)の香港線再開など、アジア路線を中心とする便数の増加が要因だという。
なお、国内線の旅客数は13.6%増の53万1719人、旅客便の発着回数は1.9%増の3860回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。