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海外旅行業況、テロや日並びで2ポイント減に-大洋州は上昇

  • 2015年12月17日

▽次期は1ポイント増予想、豪州やハワイなどが上昇

 3ヶ月後の16年1月から3月までについては、海外旅行全体で1ポイント増のマイナス39を予想。旅行会社からは、全日空(NH)の羽田/シドニー線などで航空座席供給量が増加したことにより、オーストラリアへの需要が復活しているなどの声が聞かれたという。

 業態別では、リテーラー2が11ポイント減、インハウスが8ポイント減と予想。そのほかは前期並みまたは増加する見込みで、リテーラー1は35ポイント増、総合旅行会社は21ポイント増、海外旅行ホールセラーは17ポイント増、海外旅行系旅行会社は増減なしとした。

 方面別では、ハワイとミクロネシアが4ポイント増、オセアニアが2ポイント増と上昇傾向に。このほか、アメリカ・カナダと韓国は増減なし、中国とアジアは1ポイント減、ヨーロッパは5ポイント減と予想した。

 顧客層別で見ると、学生が8ポイント増と最も増加する見込み。そのほかはファミリーが2ポイント増、OLが1ポイント増、シニアが増減なし、ハネムーンが1ポイント減、インセンティブが2ポイント減、商用・視察が8ポイント減となる見込みだ。