国交省、仙台空港委託先と契約締結、16年7月から民営化
国土交通省航空局は12月1日、2016年夏の完全民営化を予定する仙台空港について、運営委託先となる仙台国際空港と正式に契約を締結した。仙台国際空港は、東京急行電鉄、東急不動産、東急エージェンシー、東急建設、東急コミュニティー、前田建設工業、豊田通商で構成する「東急前田豊通グループ」が設立した特別目的会社。
契約期間は同日から45年11月30日までの30年間で、そのほかにオプションとして最大30年間の延長が可能。不可抗力などによる延長を含めた場合は、最長で65年間にわたる契約が可能になる。事業開始予定日は、施設運営などは16年2月1日から、それ以外の滑走路の維持管理や着陸料の収受などは7月1日からとする。