「いろにふれる」ゾーンのイメージ 　大阪市の海遊館はこのほど、万博記念公園に隣接する「EXPOCITY」内で11月19日にグランドオープンする「生きているミュージアム NIFREL」の詳細を発表した。25年間にわたる水族館運営で培った経験を活かして「水族館、動物園、美術館のジャンルを超えた生きているミュージアム」として訴求するもので、魚類や両生類をはじめ、爬虫類、哺乳類、鳥類まで約150種・2000点を展示。コンセプトは「感性にふれる」とした。

　同館は2フロアで展開し「いろ」「わざ」「すがた」「WONDER MOMENTS」「みずべ」「うごき」「つながり」の7つのゾーンに区分。生物の多様性や自然の魅力を伝えるほか、飼育員が「キュレーター」として入場者に説明をおこなう。館内にはカフェテリアや土産物店、記念撮影スポットなども設ける。

　営業時間は10時から20時までで年中無休で運営。入館料は16歳以上の大人または高校生が1900円、小中学生が1000円、3歳以上の幼児が600円。団体予約の受け付けは10月19日に開始している。