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ザンビア・リビングストン、市内~ヴィクトリアの滝を結ぶ「ロイヤル リビングストン エキスプレス」

  • 2015年10月16日

 「ロイヤル リビングストン エキスプレス」は、リビングストンの町中とヴィクトリア滝までの約8.5kmを結ぶ観光用の豪華蒸気機関車です。

 汽車は、ヴィクトリア橋のほぼ中央に引かれているザンビアとジンバブエの国境線のある場所まで向かいます。橋までは時速20~30キロのゆっくりとしたスピードで、展望車を先頭に後ろ向きに進む、蒸気機関車が最後尾という何とも珍しいスタイルで汽車は進みます。(先頭車両の展望車の乗務員と最後尾の蒸気機関車の運転士が無線で連絡を取り合いながら進みます。)
この間、お客様は自由にお好きな飲み物を飲みながら国立公園の景色をお楽しみいただけます。

 その後、橋の上で30分~40分程停車いたします。この間はお客様の自由時間。

 汽車を降り、ヴィクトリアの滝や反対側の峡谷の景観を背景に写真を撮るのもよし、民芸品を売りに来ている人達を相手にショッピングするのもよし、もちろん汽車内で好きな飲み物を飲みながらゆっくりするのもOKです。

 橋の上をご堪能いただいた後、列車は国立公園に向かって進みます。国立公園に到着後、ここからがこの列車のお楽しみの一つ「ディナー」が始まります。メニューはフランス料理です。

 おいしいフランス料理に舌鼓を打った後、機関車は出発地点のリビングストンに戻ります。お帰りは蒸気機関車本来の形、機関車が引っ張る形で進みます。

 出発から到着までの所要時間は3時間30分。

・11月~3月までの夏期シーズンは、17:00発~20:30着、
・4月~10月までの冬期シーズンは、16:30発~20:00着 となります。

 運行日は水曜と土曜の週2便ですが、大型グループなどの場合はこれ以外の日にもリクエストが可能です。(要問合せ)
なお、お客様が乗る車両は2種類あり、一つは通常の列車にあるような一般的な車両で、前後の方を普通に見渡せます。もう一つは背もたれが高く造られているプライバシーを重視するお客様用の車両で、前後には誰が座っているか見えないようになっています。

 世界三大瀑布の一つで世界遺産のヴィクトリアの滝を眺めながら、豪華列車でゆったりと過ごされてみてはいかがですか?
(写真は、本来、最後尾であるべき客車が先頭になって進む様子です。)

(同情報は、在ザンビア・リビングストンのJICA シニアボランティア 宮崎征士様よりご提供いただきました。)


情報提供:Livingstone Tourism Association、日本海外ツアーオペレーター協会